こんにちは。
現地に来て2年になります山内です。
現在はベトナムの企業で総務をやりながら、ベトナム生活を楽しんでおります、
来日される日本人の方を案内する仕事も多く、その時、気を使う事としてトイレ事情があります。
高級レストランでの食事のセッティングなどは、全く心配ないのですが、ローカルレストランにご案内する時に…
やっぱりローカル店のトイレ事情はよろしくないことが多く…
そんな時はどうしたらいいのでしょう。
本日は、ベトナムのトイレ事情と、
キレイなトイレに出会う方法をご紹介します。
海外旅行において、心配の種の一つが、その国のトイレ事情ではないでしょうか。
女性の方はもちろん、年配の方、トイレが近い方は特に気になるところです。
特にイメージとして、ベトナムに限らず、東南アジアのトイレは汚いとイメージを持つ方が多いです。
ではベトナムはどうでしょう。
実は、めちゃくちゃ綺麗なのです!!
ベトナムに住む日本人でトイレの清潔さに大きな不満を持っている人はあまり多くないと思います。
確実に綺麗なトイレとの出会い方
街中でトイレに行きたくなったら、次の4つが近くにあるかチェックしましょう。
ポイント
①お洒落なカフェ
②大型デパート
③高級ホテル
④高層オフィスビル
お洒落なカフェ:ベトナムのカフェも店内も綺麗にされており、トイレが清潔なところも多いです。
日本のように掃除のチェック表も見かけることが多いくらい。
レストランやカフェのトイレを使用する時は、そのお店の食べ物かドリンクをオーダーするのがベトナムのマナーです。
【注意点 レトロカフェは期待薄】
最近では、レトロ人気もあり古いアパートや雑居ビルに入っているカフェも多く、そのようなカフェのトイレの清潔度はあまり期待できません。
デパート:ベトナムのデパートは規模が大きいところが多く、またどこも10年以内に建てられたもののため、
トイレも清潔にキープされており、清掃スタッフの目が行き届いています。
ちなみに、ホーチミン市で1番キレイなトイレは高島屋のトイレです。
日系デパートということもあり、日本水準のトイレが設置されています。
ウォシュレットや風圧の強い乾燥機も用意されており、多目的トイレも併設されています。
とはいえ、観光客にも人気のサイゴンスクエアは並んでいることが多いです。
【注意点 清潔ではないところも】
高級感あるデパートでも、トイレが綺麗ではない場合があります。
その例として、ホーチミンのVINCOM CENTERというショッピングモール。
VINCOM CENTERのトイレは常に人が多く、あまり清潔ではない印象です。
高級ホテル
近くに高級ホテルがあるなら、ロビーにあるトイレを借りることもできます。
高級ホテルのトイレを借りられるというのは、旅行中覚えておくと便利な旅ハックです。
【注意点 小さなホテルはない】
4つ星や5つ星の大きなホテルだとロビーがある階にトイレがあり、宿泊客でなくても自由に使える場合が多いですが、ホーチミン市内にはたくさんのホテルがあり、あまり大きくないホテルだと宿泊客以外は断られる場合があります。
オフィスビル:意外と知られていないトイレスポットがオフィスビル。
各階に共用のトイレが設置されているところが多く、ビジネスマンが頻繁に出入りするビルなら、観光客がトイレを借りても大丈夫です。
毎日トイレの清掃が入っていて清潔感が保たれています。
【注意点 コンビニにはない】
日本なら緊急時にはコンビニに駆け込めばよいですが、ベトナムのコンビニには基本的にトイレがついていません。
やばいトイレに合うかもしなれい場所
スーパーマーケットは正直清潔とは言えません
最近できたところであっても、ほぼ現地人が利用客であれば、その使い方は日本のマナーを期待してはいけません。
【注意点 便座を信用しないこと】
直に座る便座が汚れている場合があります。
例えば、男性では便座を上げずに立ちションをする人や、便座の上に靴で上がってしゃがんで用を足す人がいるのです。
ホーチミン市内のトイレでも、便座の上に靴の跡がついていることがあります。
そんな汚い便座にお尻をつけることはできませんので、ウェットティッシュで便座をしっかりと拭いて、さらにポケットティッシュで汚れを拭きとりましょう。
ローカルカフェ、ローカルレストラン
トイレは汚いところはとことん汚くて、男性でも敬遠してしまうようなところもあります。
旅行者が行き交うようなところであればいいのですが、ちょっとローカルに入った場所であれば、便座がないところもあります。
ベトナム人は便器に中腰になって用を足すので、便座はすぐに壊れてしまうのです。
市場のトイレ
市場のトイレも期待はできません。
また、ベトナムでは、基本的にカフェやホテルのトイレでチップを払う必要はありませんが、場所によっては払わなくてはいけません。
特に、市場や長距離バスのバスターミナルやパーキングエリアのトイレで支払いを求められることがあります。
チップの料金は、1回で約10円くらい。
チップを払うからといってトイレが清潔であるとは限りません。
トイレットペーパーがない場合もあるので、ティッシュを持ち歩くようにしましょう。
田舎のトイレ
場所にもよりますが、ホーチミンやハノイに比べると田舎にはキレイではないトイレが多いです。
都心部では水洗トイレが一般的ですが、田舎のトイレにはバケツと桶が用意されており、桶を使って自分で水を流すタイプもかなり多いです。
トイレットペーパーが備え付けられているトイレが少ないため、ティッシュを携帯することをおすすめします。
公衆トイレは大丈夫??
ベトナムの公園などには公衆トイレがついているところがあります。
ただ、日本の公衆トイレがそうであるように、清潔度は期待できず、トイレットペーパーはまずついていません。
また「Nha Ve Sinh」との看板を掲げた建物があります。
もし公衆トイレの傍に従業員がいれば、それは有料トイレ。
1000ドン~2000ドン(10円ほど9支払うことになります)
従業員に入場料を払い、紙を買わなければなりません。
これはベトナム全国共通のルールなので覚えておきましょう。
【注意点】
たまにベトナムで公衆トイレがとても清潔な場合があります。
とても清潔なため、靴を脱いでからトイレに行くよう言われる場合もあるので、貼り紙に注意してみてください。
ベトナムのトイレにあるこれ何??
トイレの便器横にはホースがあります。
いわゆるベトナム版ウォシュレット。
ベトナム人のなかにはトイレットペーパーを使わずに、シャワーだけで済ませる人もいるのですが、どうやって洗うの??
バーを押すだけで水が出てくるのですが、ちょっとしたコツがあり、旅行者は使いこなすことができません。
トイレに入ると便座がびしょびしょになっていることがありますが、その時は前の人がハンドシャワーを使ったのだと思ってください。
また紙はほとんどのトイレについていないので、必ず持参するようにしましょう。
その際、おすすめなのは水に流せるティッシュ。
これは水に溶ける繊維なので、流すことができます。
それ以外の場合は備え付けのゴミ箱に入れてください。
紙を流してはいけないトイレとは
ローカルレストランに行きますと、トイレットペーパーは流せないところが多いです。
その時「流してはいけない」というような貼り紙があります。
なぜ??
ベトナムのトイレットペーパーは日本のように水に溶けるものではなく、
またトイレインフラ設備は日本ほど整っていないため、中級程度のレストランやホテルであっても、排水管は細く、紙を流すと詰まる場合があります。
ベトナムではほとんどのトイレの便器の横にゴミ箱が置いてあるので、トイレットペーパーはそちらに捨てるようにしましょう。
【注意点 もし流してしまったら…】
流した瞬間にトイレが詰まるということはありませんが、もし詰まってしまったら、まず水が流れなくなり、どんどん水位が上がっていくという恐怖を体験することになります。
近くにすっぽんがあれば、それで対処することも可能ですが、もしなければ清掃員を呼ぶしかありません。
男性トイレ、女性トイレの見分け方
トイレに男女のマークがあるととわかりやすいですが、ローカルのレストランやスーパーでは男性トイレと女性トイレのマークがない場合があります。
男性トイレ、女性トイレの見分け方
「NỮ」が女性 「NAM」が男性
基本的に色や絵で男女区別ができるようになっていますが、これを覚えておけば、トイレを間違えることはないです。
便座がないトイレもある
ホーチミンでもドローカル店や中心部を少し外れた小さな店などに行くと、便座がないトイレを見かけることがあります。
ただそこに水路が作られているだけです。
かなり開放感があり、逆に清潔なのでは!!
と思うくらいですが、戸惑いますよね。
恥ずかしさはとりあえず置いておきまして、その時は水路にまたがりようを足しましょう。