最近トレンドになりつつある旅の楽しみといえば、ご当地スーパー巡り。
お土産屋さんで買うものより何倍も安く買えるお土産スポットですよね?
現地の食材や調味料が揃い、また現地で食べた料理が、日本で食べられたら、旅の楽しみはずっと続くと思いませんか?
この記事はこんな方におすすめ
- お土産を大量に配る必要がある人
- お土産の出費を少なくしたいと思っている人
- 日本へ帰っても、現地の食事を楽しみたい人
カルディなどでも見かけますが、ベトナムは日本人にとって珍しい調味料が多い調味料大国です。
とはいえ、その調味料はベトナム語の表記があり…
これが一体どんな調味料なの??
分からないゆえの怖さがあると思います。
そこで今回は、ホーチミンのスーパーで買える、とっても美味しい厳選した調味料をご紹介いたします。
元祖食べる海老ラー油!
SATE TOM(サテトム)
この調味料をお土産で配り、外したことはないというくらい絶賛大好評の調味料です。
欧米人もハマる人が続出しており、また海老好きの日本人にぴったり!
これを入れるだけで、どんなヌードルもお店の味になるという天才的調味料。
実はカルディにも売ってあり、カルディ好きの間では「サテトム」が神とされています。
主な原材料は干しえび、唐辛子、ニンニク・しょうが。
味は食べるラー油のようなもので、これが実においしい!!
ぴりっと辛く感じるのですが、甘みもの余韻も残り、さらに凝縮した海老の旨みとコクがガツンときます。
「マジでちょっとヤバイです。この旨み」
さらにレモングラスの香りが口に広がり食欲をそそります。
炒め物の隠し味にはもちろん、冷や奴やスティックサラダ等を付けて食べてもおいしいです。
サテトム1万ドン(約50円)
「サテトム」の中身はエビのペーストとニンニク、レモングラス等。
日本では食べるラー油が何種類もありますが、サテトムもバリエーションが豊富で数種類がスーパーに並びます。
・Cholimex社「SATE TOM XO」
・エビ感強めMINH HA社の「SATE TOM」
見た目はペースト状で水分少な目系のサテトム。
XOよりも辛さ控えめ。
エビ感強めです。
・激辛向け
THUAN PHAT社の「SATE TOM NGON」
あまりエビ感はなく、味はかなり激辛。
・激辛系
Trung Thanh社の「SATE TOM」
こちらもエビ感よりも激辛系。
サクサクで香ばしい
クリスピーシュリンプ
スーパーの棚に、多くの種類が並ぶ干しえびの瓶。
ふたを開けた瞬間に海老の香りがふわっと香り、幸せの気分に。
味は少し甘辛い味付け。
食感もよくソフトで食べやすいです。
炒め物、お好み焼きはもちろん、サラダ、かき揚げ等に手軽に使えそうなえび。
ベトナム料理でもサラダやおこわ等にトッピングされていたりします。
ちょっぴり甘辛な味付けがされてる干しえび
(24000ドン/約120円くらい)
バラマキ用1位
ライム塩
ベトナムでおなじみの万能調味料といえば、ライムの香りが付いたライム塩。
値段も安くバラマキ用にもピッタリ。
また色々な料理に使えるので、家で料理を作られる人にも喜ばれます。
焼いた鶏肉や豚肉にこれを振りかけるだけで、さっぱりとおいしい。
オリーブオイルと混ぜて、生野菜サラダにかけてもおいしいです。
どこのスーパーでも見かけるライム塩
(7500ドン、約40円)
牡蠣の塩・ピリ辛エビ塩
牡蠣のうまみがギュッと凝縮された味。
他にもエビの塩とか、辛い塩とかがあったり、種類がとっても豊富。
日本では、牡蠣、海老がブレンドされた塩の種類はないため、色々と試してみたくなります。
さわやかな風味
レモングラスパウダー
アジア料理によく使われるレモングラス。肉や魚の臭みを消したり、カレーの香り付け等にも使われます。
生やドライのレモングラスの葉もありますが、これはパウダーになっているため、そのまま料理に混ぜるだけで簡単。
爽やかな風味になり、スパイシー料理の隠し味にもおすすめ。
レモングラスパウダー(18000ドン/約80円)
ベトナム調味料の王様
ヌクマム(魚醤)
ベトナムの調味料で有名なものといえば、魚から作った醤油ヌクマムです。
独特の香りが特徴で、ベトナム人は大好き。
タイのナンプラーに比べると結構甘め。
ベトナム人は生春巻きはもちろん、ベトナム料理には必ずと言っていいほど使われています。
生春巻きのたれにしたり、スープに入れたり、野菜炒めの味付けと使い方は無限大。
こちらもスーパーでたくさんの種類が売られています。
しかし!!
このヌクマム、お土産に持って帰りたいところですが、飛行機(手荷物、預け荷物共に)での持ち込みを禁止されています。
理由は匂い。
もしも瓶が割れた時に、液体が流れ匂いが充満するから。
ベトナムを代表する調味料をお土産にできないのは残念ですが、ベトナム国内でヌクマム料理を満喫しましょう。
ペットボトル容器に入っているヌクマム(1万6千ドン/80円)
ペットボトルの容器を漏れないように梱包したら、持ち帰れるとの噂も。
ベトナム醤油
ヌック・トゥーン(大豆醤油)
ベトナムの大豆醤油「ヌック・トゥーン(Nuoc Tuong)」は、日本の醤油のようにしょっぱくなく、まろやかな味なのが特徴。
南部のホーチミンではヌック・トゥーン、北部のハノイではシーザウ(Xi Dau)と呼び方が異なります。
一番簡単なヌック・トゥーンの使い方は、にんにくや唐辛子のみじん切りを加えて、ゆで野菜の付けダレとして使うこと。
種類によって独特の香りがあったり、甘かったりと同じベトナム醤油と言えど、様々な味です。
日本の醤油に近く料理にも使いやすいです。
また、どこのスーパーでも見かけます。
果物に合わせて??
チリソルト
唐辛子の辛さが付いた塩。
ベトナムではこれをグァバや青いマンゴー等の果物につけて食べます。
ぴりっと辛いですが、あとを引く味です。
野菜等に付けてもおいしそうです。
チリソルト
(1万7千ドン/約160円)
唐辛子が利いたピリ辛な塩。
粒は大きめです。
ベトナムのチリソース
CHIN-SUというブランドで知られ、地元でも大人気なのですが、一度食べたらハマってしまうという日本人も続出。
日本では、なかなか手に入らないので、ぜひともお土産としてたくさん買って帰りたい調味料。
人気の秘密は、その味の美味しさ。
唐辛子の辛さに、にんにくの旨味が加わって、やみつきになる美味しさを作り出しています。
かなり辛さが強いですが、酸味や甘みなども併せ持った調味料なので、他の調味料と混ぜることで、また新たな美味しさを引き出すことも可能です。
胡麻ピーナツ塩
その名の通り、胡麻と砕いたピーナツと塩が混ぜてあります。
ベトナムのサラダにはよくピーナツがかかっているのを目にします。
サラダにかけるだけで香ばしく、いつもと違ったサラダを楽しめそうです。
ピーナツ胡麻(2万6千ドン/約130円)
ピーナツも細かく砕いてあります。
ベトナムに住んでいる方は毎日のお料理に!
また、旅行で来ている方は日本へのお土産にいかがでしょうか。
現地ならではの調味料、ぜひ試してみてください。